院長挨拶
院長:今村 泰崇
このたび、久我山駅前に「久我山ハートクリニック」を開院いたしました。
私はもともと吉祥寺にある中学・高校で学び、井の頭線沿線はとても馴染み深い場所です。その後医師となり、大学病院で重症心不全の治療や研究に携わりながら、全国で研鑽を積みました。2021年より杉並区に戻り、佼成病院(現・杉並病院)、その後2023年からは浜田山のニューハート・ワタナベ国際病院にて、最新の臨床治療を行ってまいりました。
長年過ごしてきたこの地域で、より深く患者様と向き合いたいという思いが強くなり、このたび開業を決意いたしました。
これまで、済生会熊本病院では日本で始まったばかりの経カテーテル的大動脈弁置換術(TAVI)の立ち上げに関わり、大学病院では心筋症(アミロイドーシス・サルコイドーシス)や肺高血圧症の治療、重症心不全の患者様への細胞シート移植・植込み型補助人工心臓などの治療、そしてそれでも十分な治療を行なっても改善しない場合には心臓移植を行い、術後、社会復帰まで管理してきました。また家族性高脂血症の患者様の遺伝子研究、PCSK9阻害薬を用いた治療を行っておりました。
その後、佼成病院(現・杉並病院)では心筋梗塞に対するカテーテル治療や徐脈に対するペースメーカー治療、心房細動などの不整脈に対してのアブレーション治療、高齢化が進む日本で問題となっているフレイル・サルコペニアの研究にも取り組みました。ニューハート・ワタナベ国際病院では、虚血性心筋症に対するカテーテル治療に加え、TAVIや僧帽弁クリップ術などの治療も行いました。
これまでの経験を活かし、地域の皆さまの病気の予防や早期発見・早期治療に努めるとともに、手術が必要と判断された場合には、信頼できる病院をご紹介いたします。手術後のフォローアップも含め、一貫して当クリニックでサポートいたします。
経歴
2009年 | 日本大学卒業 |
---|---|
2009年 | 東京女子大学研修 |
2011年 | 東京女子医科大学病院循環器内科 |
2013年 | 済生会熊本病院 |
2015年 | 八千代医療センター |
2017年 | 東京女子医科大学病院 |
2021年 | 立正佼成会附属佼成病院 |
2023年 | ニューハート・ワタナベ国際病院 |
資格
- 医学博士
- 総合内科専門医
- 日本循環器学会専門医
- 植込型補助人工心臓管理医
- CVIT認定医 TAVR実施医
- 難病指定医
- 身体障害者福祉法指定医(心臓機能障害)
- 禁煙認定指導医CPAP療法士
- 産業医
- 面接指導実施医師
所属学会
- 内科学会
- 循環器学会
- 日本心血管インターベンション治療学会
- 日本経カテーテル心臓弁治療学会
- 心臓病学会
- 心不全学会
- 人工臓器学会
- 動脈硬化学会