チーズで認知症が減る!???
乳製品と認知症リスクについて
― 最新研究からわかったこと ―
2026年に発表されたNeurology誌の研究で、
乳製品の種類と将来の認知症リスクの関係が報告されました。
どんな研究?
約2万7千人を対象に、
25年以上 食生活と認知症の発症を追跡した大規模研究です。
研究結果のポイント
🧀 チーズ・生クリームなど(高脂肪乳製品)
-
チーズや生クリームを適量とっていた人は、
認知症、とくに血管性認知症のリスクが低い傾向にありました。
🥛 牛乳・低脂肪乳製品
-
低脂肪乳や低脂肪チーズ、ヨーグルトでは、
認知症リスクとの明確な関連はみられませんでした。
心臓・血管の専門クリニックとして大切にしたいこと
この研究は
「チーズを食べれば認知症を予防できる」
という意味ではありません。
認知症、とくに血管性認知症は
-
高血圧
-
糖尿病
-
脂質異常症
-
喫煙
といった血管の病気と深く関係しています。
大切なのは、
👉 脂肪を極端に避けることではなく、食事全体のバランス
👉 血圧・血糖・コレステロールをきちんと管理すること です。
当院からのメッセージ
「自分はチーズなどの高脂肪食は心血管疾患のリスクであると考えていました。今回のデータを見ると健康のために“脂肪=悪”と決めつける必要はないようです。ただ今回のデータはあくまで認知症にフォーカスしたものであり、他の疾患は考慮されていませんのでチーズばかり食べすぎても良くはないでしょう。チーズなども、量と全体のバランスを考えながら、心臓と血管を守る生活習慣を続けることが、将来の脳の健康にもつながるのではないでしょうか。」
久我山ハートクリニックでは、
心臓・血管の病気だけでなく、
将来の認知症予防につながる生活習慣管理も大切にしています。
気になることがあれば、お気軽にご相談ください。


