ミラノ・コルティナオリンピック開幕 〜「観るスポーツ」が心と健康に与える影響〜
ミラノコルティナオリンピック開幕 〜「観るスポーツ」が心と健康に与える影響〜
本日からミラノ・コルティナオリンピックが開幕しました。
世界トップレベルのアスリートたちの真剣勝負に、胸が熱くなる方も多いのではないでしょうか。
実は最近、「スポーツを観ること」そのものが、特に高齢者の心と社会的な健康に良い影響を与えることが、日本の大規模研究で明らかになっています。
スポーツ観戦で「気分が落ち込みにくくなる」
日本全国の高齢者5,000人以上を追跡した研究では、
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スポーツをテレビやインターネットで観ている人
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年に数回でも現地で観戦する人は、数年後に抑うつ症状が悪化しにくいことが示されました。
オリンピックのような大会を応援することで
「ワクワクする」「感動する」「一体感を感じる」
といった感情が、心の健康を支えている可能性があります。
「人とのつながり」が自然に増える
スポーツ観戦の効果は、気分だけではありません。
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友人と会う頻度が増える
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話題が増えて会話が弾む
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地域や仲間とのつながりが強くなる
といった社会的なつながりの向上も確認されています。
「一人でテレビ観戦」でも、
「同じ競技を応援している」という感覚が
孤立感を和らげる“疑似的なつながり”として働くと考えられています。
ひとつ大切な注意点も
一方でこの研究では、
頻繁に現地観戦をする高齢者では、認知症リスクがやや高くなる可能性も報告されています。
理由はまだはっきりしていませんが、
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長時間の移動や疲労
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生活リズムの乱れ
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もともとの体力・健康状態の影響
などが関係している可能性があり、
「ほどほどに楽しむ」ことが大切だと考えられます。
当院からのメッセージ
オリンピックは、
✔ 無理に体を動かさなくても
✔ 自宅で気軽に
✔ 心が前向きになる
とても良い“健康習慣のきっかけ”になります。
寒い時期は特に、
「観て楽しむ」+「少し体を動かす」+「人と話す」
この組み合わせを意識してみてください。
ミラノ・コルティナオリンピックをきっかけに、
心も体も元気に過ごしていきましょう。


