世界保健機関(WHO)が初めて肥満治療ガイドラインでGLP-1の使用を推奨しました
🧠 WHO の新 GLP-1 薬ガイドライン とは
GLP-1薬は、肥満治療に使われる血糖調整ペプチド受容体作動薬(例:セマグルチド、チルゼパチド)です。
世界保健機関(WHO)が初めて肥満治療ガイドラインを出し、条件付きで GLP-1 薬の使用を推奨しました。
文献:JAMA. 2026 Jan 9. doi: 10.1001/jama.2025.25208. Online ahead of print.
https://jamanetwork.com/journals/jama/fullarticle/2843811
📌 なぜ重要?
-
WHO は肥満を 「慢性で再発しうる病気」 と位置づけました。
-
これまで肥満は「自己管理の問題」と見なされがちでしたが、医学的治療の対象として正式に認められたことは大きな変化です。
🩺 ガイドラインの主なポイント
✅ GLP-1 薬を 条件付きで推奨
-
成人の肥満治療に GLP-1薬を使うことを条件付きで推奨。
-
ただし 妊娠中の人は除外。
-
この推奨は「すべての国/患者に必須」ではなく、 状況や医療体制に応じて判断されます。
📌 ただし注意点も
-
長期の効果・安全性のデータはまだ十分でない。
-
副作用として、吐き気や下痢などの消化器症状が報告されています。
🧩 GLP-1 薬だけでは足りない
GLP-1 薬は単独で万能な治療ではありません。
-
食事や運動などの 行動療法と併用することが重要です。
-
医師と患者が協力して生活改善の目標を立てることが推奨されています。
🌍 世界的な課題と公平なアクセス
-
先進国では GLP-1 薬が普及しつつありますが、 多くの国では手に入りにくいのが現状です。
-
WHO は 医療アクセスの公平性を高める重要性を強調しています。
📊 まとめ
WHOが示した新しいガイドラインは、
肥満が治療可能な“病気”であることを世界が正式に認めた、大きな一歩です。
GLP-1薬は、無理な我慢ではなく、体の仕組みを利用して体重管理をサポートする治療です。
正しく使うことで、生活習慣の改善をより続けやすくなります。
当院では、マンジャロ(チルゼパチド)を用いた自由診療の肥満治療を行っています。
一人ひとりの生活スタイルに合わせた治療をご提案しますので、
気になる方はぜひ一度ご相談ください。


