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糖尿病の薬どれが「心不全」リスク減らす??(Circulationより)

心不全  / 糖尿病

2型糖尿病の薬と「心不全」で入院するリスクの違い

Risk of Heart Failure Hospitalization for GLP-1 Receptor Agonists Versus DPP-4 Inhibitors or SGLT-2 Inhibitors in Patients With Type 2 Diabetes: A Target Trial Emulation.Circulation. 2026.Feb.24.doi:10.1161/CIRCULATIONAHA.125.075157. Online ahead of print.


📌 この研究でわかったこと

👉 2型糖尿病の人が使う薬の中で、
「心不全で入院するリスク」
一番低いのは次の順番でした:

  1. GLP-1受容体作動薬(GLP-1RA)
     → 心不全で入院しにくい

  2. SGLT-2阻害薬(SGLT-2i)
     → GLP-1RAと同じくらい

  3. DPP-4阻害薬(DPP-4i)
     → 他の2つより少しリスクが高め


🧠 なぜ調べたの?

2型糖尿病患者さんは、心臓のトラブル(特に心不全)で入院しやすいです。
近年、糖尿病薬が 心臓への影響がどうか? が注目されています。

その中でもこの研究では
➡ GLP-1受容体作動薬の効果が他と比べてどう違うかを調べました。


📊 どんな結果だった?

✔ DPP-4阻害薬に比べて…
→ GLP-1受容体作動薬は 心不全で入院する人が少なかった!

✔ SGLT-2阻害薬と比べても…
大きな差はなかった!

つまり…

📌 GLP-1受容体作動薬は、DPP-4阻害薬より心不全のリスクを下げる可能性がある!
SGLT-2阻害薬と同じくらい効果的!

2型糖尿病の患者さんでは、心不全で入院するリスクが問題になります。
この研究では3種類の糖尿病薬を比べたところ、
GLP-1受容体作動薬はDPP-4阻害薬に比べて心不全入院のリスクが低く、
SGLT-2阻害薬と同じくらい効果があった
とわかりました。
心不全のリスクを考える際に、薬の選択の一つとして参考になるデータです。

自分の患者さんでもDPP4阻害薬を使うことは今はほとんどなくなりました。心臓のことを考えるとあえて投与するメリットは感じられにくいですね。

圧倒的にSGLT2阻害薬、GLP1受容体作動薬が心臓疾患を改善させるので積極的に今後も使っていきます。