💤睡眠時間と抑うつの関係🧠
🧠 睡眠時間と抑うつの関係
睡眠時間はどれくらいが適切?抑うつの有病率との関連を探る
🔎 研究の目的
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睡眠時間が 抑うつ症状の頻度や程度にどのように関係するのか を調べた研究です。
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特に 平日と週末の睡眠時間の違い を含めて分析しています。
📊 研究デザイン
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対象:アメリカ成人 4,089名(20歳以上)
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データ:NHANES(米国国民健康栄養調査)2017〜2020
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手法:相関分析・非線形回帰分析で睡眠時間と抑うつの関連を評価
🧠 主な結果(重要ポイント)
🔹 U字型の関連が認められた
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睡眠時間が短すぎても長すぎても、抑うつの発症率が高くなる傾向がありました。
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最もリスクが低いと推定された睡眠時間は:
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平日:約 7.5〜7.8時間
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週末:約 8.0〜8.7時間
→ この範囲の睡眠が抑うつスコアや抑うつの不快感と関連が低かったです。
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🔹 曜日による差
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平日と週末では、最適な睡眠時間に違いがあり、週末の方がやや長めがよい傾向でした。
🔹 性別差の可能性
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分析では性別によって関連の強さや最適域に若干の差が示唆されましたが、詳細な解釈には追加研究が必要です。
📌 結論(意義・臨床的示唆)
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睡眠の長さは抑うつと関係がある
→ 短すぎる/長すぎる睡眠時間は抑うつ症状のリスクと関連する可能性あり。 -
曜日による睡眠習慣の違いも重要
→ 週末の睡眠を単に補うのではなく、週間を通じた規則的な睡眠時間の確保が理想的かもしれません。 -
メンタルヘルスの予防・健康指導では 適正な睡眠時間の維持が重要 という示唆が得られました。
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💤 睡眠は「長さ」だけでなく「質」が大切です
― 抑うつ・心身の不調を防ぐためにできること ―
最近の研究では、睡眠時間と抑うつ症状にはU字型の関係があることがわかっています。
つまり、-
短すぎる睡眠
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長すぎる睡眠
どちらも、気分の落ち込みや意欲低下と関連しやすい、ということです。
🔑 目安となる睡眠時間
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平日:7〜8時間程度
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週末:8時間前後
この範囲で睡眠をとっている人が、最も抑うつ症状が少ないと報告されています。
🏠 日常生活で意識してほしいポイント
①「平日と週末の差」を広げすぎない
「平日は5時間、週末に寝だめで10時間」という生活は、
体内時計を乱し、気分の不調を招きやすくなります。👉 理想は
平日・週末とも±1時間以内の差 にすること。
② 寝る前の生活習慣が“睡眠の質”を決めます
睡眠時間が足りていても、質が悪ければ十分に回復できません。
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✔ 就寝前2時間は
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スマホ・PCを控える
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強い光を避ける
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カフェイン・アルコールを控える
✔ 可能であれば
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寝る・起きる時刻を毎日ほぼ同じにする
- ✔ 朝起きたらカーテンを開けて太陽光を浴びる
😴 「長く寝ているのに疲れが取れない」方へ
― 睡眠時無呼吸症候群(SAS)の可能性 ―
「8〜9時間寝ているのに、
・日中眠い
・だるい
・気分が晴れない」こうした場合、睡眠時間ではなく“睡眠の質”の問題が隠れていることがあります。
その代表が 睡眠時無呼吸症候群(SAS) です。
🫁 睡眠時無呼吸症候群があると…
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夜間に何度も呼吸が止まり、脳が十分に休めない
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自律神経が乱れ、
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抑うつ症状
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不安感
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集中力低下
が起こりやすくなります
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高血圧・心疾患・脳卒中のリスクも上昇します
👉 「長く寝ている=良い睡眠」ではありません
🩺 こんな症状があればご相談ください
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いびきが大きいと言われる
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寝ている途中で息苦しくて目が覚める
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朝起きたときに頭痛や口の渇きがある
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日中の眠気、気分の落ち込みが続く
これらは 睡眠時無呼吸症候群のサイン かもしれません。
🌱 まとめ
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睡眠は 「短すぎても、長すぎても」心の健康に影響します
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目安は 7〜8時間の規則的な睡眠
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「長く寝ているのに不調」がある場合は、
睡眠の質・睡眠時無呼吸のチェックが重要です
当院では
睡眠・いびき・日中の眠気・気分の不調についてもご相談を受け付けています。
気になる症状があれば、お気軽にご相談ください。 -


