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RSウイルス入院後は「心臓・脳」の病気が急増します!(JAMA2026年2月の報告)

不整脈  / 心不全  / 心筋梗塞、狭心症  / 感染症  / 脳血管障害

🦠 RSウイルス入院後は「心臓・脳」の病気が急増する

(JAMA Network Open 2026年掲載研究より)

Liang C, et al. Risk of Cardiorespiratory Events Following Respiratory Syncytial Virus-Related Hospitalization. JAMA Netw Open. 2026; 9: e2556767.

RSV(呼吸器合胞体ウイルス)で入院した高齢者約1万2千人を追跡した研究です。

結論は非常に明確です。


🚨 入院直後1週間がもっとも危険

RSウイルスで入院したあと、最初の1週間に次の病気が急増しました。

📈 発症リスク(通常時と比べて)

  • 🫀 心不全悪化 → 約12倍

  • 🫀 不整脈 → 約16倍

  • 🫀 心筋梗塞 → 約9倍

  • 🧠 脳卒中 → 約7倍

  • 🫁 COPD悪化 → 約23倍

👉 つまり「普段なら1人のところ、10人以上起こる」レベルの増加です。


⏳ リスクはすぐには戻らない

・ピークは1週間以内
・しかし一部は 6か月(180日)程度リスク上昇が続く

RSVは「ただの風邪」ではなく、
感染後も心臓・脳に長く影響する可能性があります。


なぜRSVで心臓病が増える?

感染により:

  • 強い炎症

  • 血液が固まりやすくなる

  • 心臓への負担増加

  • 酸素不足

これらが重なり、
心筋梗塞・脳卒中・心不全を誘発すると考えられています。

特に危険なのは:

✔ 高齢者
✔ 心臓病がある方
✔ COPDなど呼吸器疾患がある方
✔ 糖尿病・高血圧のある方


💉 だからこそ「予防」が重要

この研究が示しているのは、

RSウイルスを予防することは「肺炎を防ぐ」だけではなく「心筋梗塞や脳卒中を防ぐ可能性がある」ということです。

RSウイルスワクチンは:

✅ 重症化を減らす
✅ 入院を減らす
✅ 心肺合併症を減らす可能性がある

と考えられています。


🏥 当院からのメッセージ

RSウイルスは
「咳の病気」ではなく
“心臓と脳の病気を引き起こす感染症” でもあります。

特に65歳以上の方や基礎疾患のある方は、RSウイルスワクチン接種について一度ご相談ください。