肺炎球菌ワクチン「キャップバックス」接種を開始しました
久我山ハートクリニックでは、
成人の肺炎予防の新たな選択肢として
21価肺炎球菌結合型ワクチン「キャップバックス」の接種を開始いたしました。
肺炎は、特にご高齢の方や心臓病・糖尿病・呼吸器疾患などの基礎疾患をお持ちの方にとって、重症化しやすい病気です。
適切な時期にワクチンを接種することで、重症化や入院のリスクを減らすことが期待されます。
① 現在の肺炎球菌ワクチンの種類
成人が接種できる主なワクチンは以下の通りです。
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ニューモバックスNP(23価多糖体ワクチン)
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プレベナー20(20価結合型ワクチン)
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キャップバックス(21価結合型ワクチン)※当院導入
キャップバックスは、成人で問題となりやすい21種類の血清型をカバーするよう設計された結合型ワクチンです。
② 結合型ワクチンの特徴
キャップバックスは「結合型ワクチン」です。
✔ 免疫の反応がより強く
✔ 免疫の記憶が残りやすい
という特徴があります。
そのため、
従来の多糖体ワクチン(ニューモバックスNP)のように
5年ごとの繰り返し接種は原則不要で、
1回接種で長期の予防効果が期待されます。
③ 杉並区の助成制度について
杉並区では、原則65歳の方を対象に
**ニューモバックスNPの定期接種(公費助成)**が行われています。
🔹 65歳以上で任意接種をご希望の方
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定期接種対象外の方
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すでに65歳時に定期接種を受けて1年が経過した方
→ 全額自己負担(任意接種)としてキャップバックス接種が可能です。
🔹 過去にニューモバックスを接種された方
前回接種から1年以上経過していれば
キャップバックスを追加接種することが可能です。
④ 費用・副作用について
本ワクチンは「任意接種」です。
💰 費用:14,000円(税込)
主な副作用
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接種部位の痛み・赤み・腫れ
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筋肉痛
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倦怠感
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頭痛
多くは数日以内に自然に軽快します。
まれにショックやアナフィラキシーなどの重い副反応が起こる可能性があります。
⑤ 当院からのメッセージ
心疾患をお持ちの方にとって、肺炎は心不全悪化や入院のきっかけになることがあります。
循環器専門クリニックとして、「肺炎にならない体づくり」も重要な予防医療と考えています。
ご自身が対象かどうか分からない方も、
どうぞお気軽にご相談ください。


