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肥満外来(メディカルダイエット:GLP-1)

GLP-1ダイエットについて

GLP-1ダイエットについてGLP-1ダイエットは、最新のダイエット法で、GLP-1受容体作動薬を使用することで、激しい運動や過度な食事制限なしで減量を目指せる方法です。最近では、「メディカルダイエット」と呼ばれることもあります。GLP-1は、体内に元から存在するホルモンで、血糖値の上昇を受けてインスリン分泌を促進し、血糖値を下げたり、食欲を抑える作用があります。そのため、GLP-1の分泌が多い体質の人は、少ない食事量でも満腹感を得やすく、体重が増えにくい傾向があります。一方、分泌が少ない人は、生活習慣の乱れにより太りやすくなることがあります。GLP-1受容体作動薬を使用することで、摂取するカロリーを自然に調整し、皮下脂肪や内臓脂肪の減少が期待されます。

GLP-1治療の流れ

1診察

最初に、医師による診察を行います。診察の予約は、お電話またはWEBで簡単に行えます。
診察では、理想の体型や悩んでいる部位、現在服用している薬についてお伺いし、当院が提供しているメディカルダイエットメニューや治療プラン、各プランの費用について丁寧にご説明いたします。

2血液検査

GLP-1ダイエットを初めて行う方には、安全性を確保するため、血液検査を実施しております。
※リピーターの方についても、安全面の確保のために、半年ごとに血液検査を行います。

3診察・処方

最終的な処方は、医師が判断いたします。

GLP-1ダイエットをご案内できない方

次のような方には、GLP-1ダイエットは適応できません。

  • 18歳未満の方

  • 妊娠中あるいは授乳中の方

  • 重度の胃腸障害がある方

  • 肝機能や腎機能に中等度以上の障害がある方

  • 甲状腺疾患や膵臓に問題がある方(膵炎など)

  • がんの既往歴がある、またはがんのリスクが高いと診断された方

  • うつ病などの精神的な疾患がある方

  • BMI20以下の方

4お会計

お会計の準備が整いましたら、スタッフが待合室でお声がけいたします。お待ちいただく間、リラックスしてお過ごしください。

マンジャロ

マンジャロは、週1回の皮下注射で使用する治療薬です。使い捨てのペン型注入器を使用し、ボタンを押すと自動的に注射針が皮下に挿入され、設定された薬液が1回分だけ注入されます。そのため、患者様が薬の量を調整したり、注射針を扱う手間はありません。さらに、マンジャロはGIPとGLP-1の受容体両方に働きかけるため、血糖値の改善だけでなく、体重減少にも効果を発揮します。

使用方法

マンジャロは、毎週同じ曜日に皮下注射を行います。1回の注射で、1週間分の効果を発揮するため、投与時間は朝・昼・晩のいずれでも問題ありません。また、食事の有無に関係なく使用できます。薬剤と注射針は既にセットされており、針を交換したり、空打ちをする手間は不要です。投与する際は、安全キャップを取り外し、注射部位に当ててロックを解除し、注入ボタンを押すだけで完了します。

副作用

マンジャロの使用に伴う主な副作用は、消化器系の不調で、吐き気や嘔吐、便秘、下痢、食欲不振などがあります。これらは治療を開始したばかりの段階で特に多く見られ、時間が経つにつれて軽減することが多いです。
また、低血糖や膵炎、腎機能障害、胆嚢に関する疾患など、重篤な副作用が起こることが稀にあります。特に、他の糖尿病治療薬やインスリンも一緒に使用されている場合は、低血糖のリスクに十分注意が必要です。
その他、注射部位に赤みや腫れが生じる場合があります。これらの症状が強く現れる、または長引く場合は、すぐに医師にご相談ください。

リベルサス(経口薬)

リベルサスは、食後の糖分の吸収を抑え、急激な血糖値の上昇を防ぐ内服薬です。1日1回の服用により、血糖値の管理をサポートし、食欲を抑制することで体重のコントロールにも効果があります。
この薬剤に含まれるGLP-1は、インスリンの分泌を促すことで、血糖値を適切にコントロールします。これにより、食欲が自然に抑えられます。また、胃の動きをゆるやかにすることで、食べたものの消化がゆっくり進み、満腹感が長く続くため、過食の防止にもつながります。 

服用方法

朝、起床後に最初の食事や他の薬を飲む前に、コップ半分(120mL程度)の水で服用してください。その後、30分間は食事や他の薬の服用を避けることが推奨されます。これにより、有効成分がしっかりと吸収されます。錠剤はそのまま飲み込むようにし、砕いたり噛んだりしないでください。

副作用

代表的な副作用には、便秘、下痢、吐き気、食欲不振などの消化器系の症状があります。これらは治療を始めた初期に多く見られますが、時間が経つにつれて軽減されることがほとんどです。
また、低血糖や膵炎、腎機能障害など、深刻な副作用が発生することが稀にあります。特に、他の糖尿病薬と一緒に使用している場合は、低血糖のリスクが高くなるため注意が必要です。
副作用が強く感じられる場合や、気になる症状が長引く場合は、すぐに医師にご相談ください。

各種料金

初診料・検査料

項目 料金(税込)

初診料

※再診料は頂きません
2,000円

検査料

【タイミング】
・初回と半年毎の採血

・肝機能、腎機能、血糖の確認
5,000円

マンジャロ(1ヶ月分)

項目 料金(税込)

マンジャロ 2.5mg

20,000円(5000円/1本)

マンジャロ 5mg

30,000円(7,500円/1本)
マンジャロ 7.5mg 40,000円(10,000円/1本)

マンジャロ 10mg

48,000円(12,000円/1本)

マンジャロ7.5mg以上は取り寄せになるため、希望の方は事前にご連絡をお願いいたします。

リベルサス(1ヶ月分)

項目 料金(税込)

リベルサス3mg

10,000円

リベルサス7mg

15,000円